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動物のイラストを線画で描いてくれるGPTを作ってみました。

滋賀県草津市で創業50年以上の税理士事務所を営む税理士の阪口倫造(さかぐち みちぞう)です。

ChatGPTが出現してから、「税理士の仕事はAIに奪われる」と言われる機会が増え、

「一体いつごろ仕事を奪われるのだろう・・・」とヒヤヒヤ、アセアセしながら毎日を過ごしておりました。

しかし、脅威に怯えているだけでは勿体ないので、最近では、AIを税理士業になんとか活用できないかと、

ChatGPTや、Suno(音楽生成AI)、Runway(動画生成AI)など、色々なAIを試してみています。

今回は、ChatGPTの、「GPTs」で遊んでみましたので、そのご報告をいたします。

GPTs・・・誰でもオリジナルのChatGPTを作成し、公開できる機能

動物の名称を言うだけで、その動物のイラストを線画で描いてくれるAI

今回作ってみたAIは、動物の名前を書くと、その動物のイラストを線画で描いてくれるAIです。

自作AIのホーム画面

名前は「Animal Line Drawing」。こちらの名前もAIにつけてもらいました。

試しに、「犬」と入力してみると・・・

自作AIによる犬イラストの生成の様子

かわいらしい犬の線画を描いてくれました。だいたい、5~10秒程度で描いてくれます。

次に、「猫」と入力してみます。

自作AIが猫のイラストを生成する様子

少し細めの猫を描いてくれました。3キロほどでしょうか。

個人的には、猫はもう少し太っているほうが好みなので、

「もう少しおデブさんに描いて」とChatGPTにお願いしてみます。

自作AIが猫を太った猫に描き直す様子

そうすると先程よりも太った猫を描いてくれました。

イイ感じに太りはしたものの、なんとなくイラスト感が強まり、私の好みではなくなりました。

しかし、「おデブさん」の意味を理解できるのがスゴイですよね。

では次に、「ぞう」を描いてもらいます。今回は、「カッコいいブランドロゴっぽく」と注文をつけてみます。

ゾウをモチーフにしたかっこいいブランドロゴをAIが生成した様子

そうすると、ブランドロゴっぽいゾウを描いてくれました。

文字は何が書いてあるのかよく分かりませんが、

何かのデザインやロゴを考える際にはアイデア出しに使えそうです。

キリンをモチーフにしたブランドロゴを背景透過で自作AIが生成した様子。ただし背景透過には失敗している。

ちなみに、背景透過でロゴを生成して、お願いすると、

背景透過ができているっぽい画像が生成されますが、実際には背景透過はできておりませんでした。

動物線画AI「Animal Line Drawing」を使うには

今回ご紹介したAIは、誰でも5分ぐらいで作成可能な簡単なものですが、

一応、こちらにリンクを貼っておきます。

Animal Line Drawing

宜しければ一度お試しいただければと思います。

動物線画AI「Animal Line Drawing」の作成時のプロンプト

「Animal Line Drawing」の作成時のプロンプトは以下の通りです。

Line Drawing AI specializes in creating line drawing illustrations of animals. It's adept at capturing the essence of various animal forms with minimal lines, creating expressive and clean artworks. When a user provides a description of an animal or requests an animal illustration, you will produce a line drawing that reflects the animal's key characteristics. If the description lacks detail, politely ask for more information to ensure the drawing meets the user's expectations. Maintain a friendly and supportive tone, encouraging users in their creative process and offering a collaborative experience.

こちらをGPTsの「構成」の「指示」部分にコピペすると、似たようなAIができます。